グランピング第一人者が市場にテントを広げる

夫婦でビジネスを立ち上げ小規模でゆっくりのペースながらも着実に成長、顧客が満足することを大切にしています。

「美しいものを見つけることに夢中になろう。」イースト・コースト・グランピング(East Coast Glamping)の決まり事です。

「常に“生の喜び”を感じることができるからです。」と、イースト・コースト・グランピングの創設者、シンディ・スウィーニー(Cyndi Sweeney)さんは言います。

夫婦自らたくさんのグランピング旅行を経たのち、2014年にスウィーニーさん夫妻はグランピングビジネスを始めます。

「旅行は楽しいけれど、美しいものを見るためにわざわざ遠出する必要はないです。」

アウトドアの魅力と家の快適さを兼ね合わせたグラマラス・キャンピング(グランピング)は小規模ビジネスから始まり、いまや新しい段階を迎えています。ここに多くの人が納得できる、小規模ビジネスで成功する鍵となる5原則の典型例が存在します。

成功への第1の鍵は、自分が味わった困難を打開することです。

「夫がここへ移ってきたとき、カナダのキャンピングのようなことがしたいと強く希望していました。私も、ずっと以前子供のころに経験したきりで、またキャンピングができると思うと嬉しかったです。」と、スウィーニーさんが語ります。

「ペットの犬や3人の子供たちの荷造りをしましたが、これが本当に骨の折れる作業でした。ずっと動きっぱなしで、雑用が次々と増えて。でもキャンピングは素晴らしく、自然の中で寝起きし、周りの音に耳を傾けることは本当に楽しいです。だから、もっと快適に楽しめるよう、この仕事を思いつきました。」

キャンピングの効率を重視して、食事や星空を楽しむことが制限されないよう、イースト・コースト・グランピングのパッケージは考えられています。週末に贅沢な時間を過ごせるよう、高さ約3メートルの組み立て式円錐型テントや照明、ベッドや寝具類、トイレにキャンピング・チェアー、ガスストーブやお皿等を含む食料貯蔵室など必要なものすべてが揃っています。

設立時は今の姿ではありませんでした。成功の第2の鍵は、小規模で始めるということです。当初夫妻は、誕生日や結婚式など特別なイベントで使えるよう装飾をたくさん施した、こじんまりの高級テントを提供していました。その後2年もせずにアトランティカ・オーク・アイランド・リゾートなどを代表とする、ハリファックス地域都市圏から半径100㎞以内のいくつかのキャンプ地と提携するようになり、地元住民や、その地を訪れる人たちにユニークなアウトドア体験を楽しんでもらえるようになりました。

「(事業をおこなうことは)最初から、とても簡素です。」「品質を管理することがとても重要になります。1度に1つのことだけ引き受け、それが成功したらまた次の1つ、それを積み重ねていきます。誕生日パーティーの予約が1件あったとしたら、私たちは、そのパーティーを最後まで見届けてから、次の予約に取り掛かるのです。」とスウィーニーさん。

このゆるやかなアプローチ法が成功への第3の鍵を具現することとなります。それは、お客様を大切にすることです。

「休暇はとても大切です。人は休暇を取るために仕事を頑張り、そのため休みには最高の経験を味わえます。とても重要なことです。だからお客様をしっかり観察してニーズを把握しないといけません。温室で花柄模様のような(穏やかな)ファミリービジネスですが、どんなお客様も区別なく最高のおもてなしを受けるべきであることに気付き、私はここまで来ることができました。」

スウィーニーさんは自分自身を、そして成長する会社を信じて疑わないようにしています。

「可能性の世界なら、いくらでも考えられるけど、それが信じられないとだめなんです。」

「信用できないもの、価値があまりなさそうなものには手を広げませんでした。自分たちがやりたい、と思うことに取り掛かってきました。」

最後に大切なことを言い忘れましたが、スウィーニーさんはグランピング業界で先頭を走っていましたが、一人でいる必要がないことに気付きました。今では数多くの地元の製品を取り入れ、企業と提携しています。イースト・コースト・グランピングのパッケージには、キャンプファイヤーの調理で使う、もみダレなど地元の人の愛用品も使われています。このもみダレはべドフォードに本社を置くラブ社(Rub)、世界的にブレンドスパイスが使われているあのラブ社が作りました。

「グランピング市場に初めて進出できたことを誇りに思います。」「いろいろな場所を訪れるとき、地元の料理を味わったり特産品を買ったり、市場へおもむいたり、そんな地元の雰囲気を味わえることが楽しいのです。私たちのすることが(同社が本拠地を置く)ノヴァスコシアを新しくし、その変化を見て取れるのが楽しいです。そして他のみなさんにも同じ楽しさを味わって欲しいと思います。」

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コメント

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